top of page

シザーケースの選び方。その2

3、素材をみましょう。

 最近ではネットでの購入が当たり前になっているシザーケースですが、しっかりと素材が何で出来ているのか確認しましょう。

 シザーケースは牛本革が基本です。フェイクレザー(合皮)は絶対お勧めしません。

 僕は美容師を今も現役でやっておりますが、一度だけ安さに惹かれて合皮と知らずにシザーケースを購入したことがあります、ですが約2か月で壊れました。ベルトとシザーケースをつなぐところが裂けてしまいました。大変脆く、さらに表面がボロボロ剥がれてくる始末です。

 合皮は熱を加えると溶けます、コテやストレートアイロンで表面が焦げるのではなく、溶けたりしたら、かなり高い確率で合皮のシザーケースです。

 ネットだとわかりづらいとは思いますが、必ず牛本革100%の物を使いましょう。

 ちなみにALBellは牛本革です 笑

4、染め方など

 染め方なんてわからないよ!と言われそうなのでわかりやすく説明します。

これを読んでいる人は美容師の方だと思いますので、美容師風に説明します。

 顔料染め→マニキュア

 染料染め→ヘアカラー

 簡単に言うとこんな感じです、ALBellのオイルレザーは染料染めに分類されます。

 顔料染めは経年劣化で剥がれてきます。もちろんそれが好きという人もいます。それに顔料は表面をコーティングしてるので傷に強く水にも強いです。ゆえに表面の光沢もよくツヤがかなり出しやすいです。

 染料染めは経年劣化で色に味が出てきます。もちろん剥がれたりはしません、傷は顔料で染めているものに比べるとつきやすいです。もちろん傷をつきにくくする加工などもあるのであんまり一概には言えませんが、コーティングをしてしまうと本来の皮革のしなやかさや、エイジングを楽しめなくなる可能性はあります。


特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page